2013年2月9日土曜日

ライオンキング(大阪) ☆☆☆

ライオンキングは本当におもしろいミュージカルだと思う。


「関西弁のティモンのほうが面白いよ」と言われたので、大阪まで見に行ってきた。関西人がそう言ってたから、贔屓目だろうなと思って見に行ったけど、確かに関西弁のティモンは完全に芸人で、なんばグランド花月にも勝るとも劣らない漫才だった。

べらんめえ調のライオンキングをはっきり覚えてるわけじゃないけど、セリフが単に関西弁になってるだけじゃなくて、かなりアレンジされているように思った。違うかな。

ティモンは良かったけど、京都弁のプンバァはかなりいまいちだった。セリフ自体なのか、台詞回しなのか、演技力なのか、何がいけなかったのかよく分からないけど、いかにも芝居がかってていまいちだった。

全体的にも演技はいまいちだったと思う。こんなセリフあったっけ?と思うところがたくさんあったんだけど、多分演技がいまいちだったせい。

それなのにスタンディングオベーションしてる人はいるし、拍手は鳴り止まないしで微妙だった。

ああいう、別に会心の出来じゃなかったときに拍手が鳴り止まないのって、役者さん的にはどうなんだろうな。

1回1回の公演に拍手を贈るのは惜しまないけど、本当にスタンディングオベーションしたいくらい感動したときの価値を下げたくないので、あんまりむやみやたらにやりたくはないんだよな。

でもライオンキングは本当におもしろいミュージカルだと思う。

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