2013年5月6日月曜日

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ☆☆

多崎つくるは駅を作る仕事をしていて、仕事内容は改築の際に駅を使いやすく設計するというものらしいのだけど、ほんとうにそんな仕事があるのなら、ダンジョンと呼ばれる新宿駅はなぜ生まれたのか。

村上春樹はハードボイルドワンダーランドとエッセイが圧倒的に好きで、ノルウェーの森とかは好きじゃない。 これは、まあまあって感じだった。

アマゾンで「最も参考になったレビュー」になっている孤独なサラリーマンのイカ臭い妄想小説がかなり的を射ていて、しかもおもしろい(• ̀ω`•)

一言で言うと「気に入らない」ってことなんだけど、これだけ書くには相当読み込んだと思われる。

言ってることは的を射ててレビューを読んでて「確かにww」って思うんだけど、男の人と女の人の目線の違いなのか、小説を読んでるときは私はそこまで気にならなかった。

現実の話と思って読むとレビューの通りなんだけど、なんとなく、ハードボイルドワンダーランドみたいな、現実ではない(ドラマとか映画とか以上に現実感のない)ところで起こってる話のような感覚がで読んでたからかも。

 

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