2013年4月24日水曜日

世界にひとつのプレイブック ☆☆☆


心に傷(精神障害も)を抱えた男が、奇抜な女性(こっちも心に傷あり)と出会って少しずつ(良い方に)変わっていくっていう、ありがちなシチュエーションなんだけど、息子のことは好きだし考えてるけどつい自分の野球を中心に考えちゃうお父さんとか、傷の癒し方がやたら練習がハードなダンスなとことか、なんかちょっとだけ違ってて、そこがいい。ありがちなだけじゃなく、奇抜なだけでもなく。精神病院友達のクリス・タッカーの役回りも、キャスティングも絶妙。
監督がものすごく何回も脚本を書き直したらしいから、ありきたりなあらすじをおもしろい映画にする要素って、ほんのちょっとしたことなんだろうな。

ジェニファーローレンスってアカデミー賞の授賞式くらいしかほとんど見たことがなくて、髪の色が全然違うからこれがジェニファーローレンスだって気づかなかった。とても21歳には見えない!全然悪い意味じゃないけど35歳くらいの大人に見えた。

ルビー・スパークスがまだあんまり人生で苦労してない若者(本人たちにとっては色んな苦労があるとしても)に共感される恋の映画だとしたら、こっちはリアルに色々あった人たちが、それでもやっぱり恋っていいかもって思えるような感じの恋愛映画。もちろんどっちも青春なんだけれども!

最近当たり映画多いな。

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