2013年4月24日水曜日

アルゴ ☆☆☆☆

どんな映画なのか事前知識なしに見始めて、初めはイランの国内情勢が描かれていて政治的で陰鬱な映画なのかなーという印象だった。

私は政治情勢に疎いので、それについていくだけでもけっこう大変だった。


それが救出作戦の話になってベンアフレックが主導権を握り始めた辺りから、急にエンターテイメントになってくる。



イランの話だけだと相変わらず緊張感があるんだけど、途中映画製作スタッフのコミカルな描写が入ることで、程よい緊張感で最後までハラハラしながら見ることができた。うまい。まさかベンアフレックがこんなふうに監督になるとは。

映画制作スタッフの描写は、オーシャンズ11のノリに似ているんだけど、ジョージクルーニーが製作に入っているのが関係してるのかな。

当然ながらイランが完全に極悪非道な悪役として描かれているので、イランでは批判もあるそうで、実話を元にしているとは言え実際のところはどうだったのか分からないけど、単純にエンターテイメントとしてすごくおもしろかった。


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